株式会社 ニイノ建設グループ:Architecture+Urbanplanning

活気のある商店街でも
プライバシーを重視した落ち着ける空間を

"ニイノ N’s one シリーズ"
~その土地に沿った街づくりを~

壁式構造で空間の広がりを確保し
高級感のある外観デザインへ

活気ある商店街沿いの計画
1階を店舗として地域活性化へ貢献

賑わいとプライバシーを両立した建物に

京浜急行線「大森町駅」に面している商店街”大森町共栄会”沿いの計画です。
地域に根差していた商店が閉店し、築50年以上の木造建物が残されていました。
賑わいのある立地を活かすべく、同じように1階を店舗とし
2階から5階を共同住宅にしました。
気になりがちな視線や音を遮るように配慮し、壁式構造にしたことで
空間に広がりを持たせる造りとしています。

Planning

大森町商店街は、大森町駅前からまっすぐに700メートルほど伸びており、街路の両サイドにはスーパーや花屋、飲食店など様々な商店が連なっています。日中はお買い物をされる方で賑わいを見せる商店街となっており、当物件の1階店舗もまた商店として営業しておりました。今回新築するにあたっても、地域活性化を目的として同様に1階を店舗としています。店舗間口に設置されたガラス製の開き戸は、奥行きを広く感じさせる透明感を醸し出しており、室内は重飲食も含めて多種多様な業種が開店可能となるよう計画しました。

Entrance

立地上、商店街を歩く方や1階店舗に出入りするお客様の視線を気にされる方も多いかと思います。当物件では、エントランスまでのアプローチを長く取り、エントランスホールを人通りから見えない造りにしています。白を基調としたエントランスには、照明に照らされた植栽の緑が映え、そのコントラストに安心感と高級感がある印象を与えます。また、近隣の移動手段として自転車需要が高まっている状況も考慮し、広さのある屋根付き駐輪場をホール付近に確保しました。

Construction

垂直方向に建つ「柱」と水平方向に繋ぐ「梁」で枠を組む方法ではなく、床や天井といった「壁」によって面として建物を支える構造のことを壁式構造と言います。柱や梁が突き出て家具が置きにくい間取りを一度は見かけたことがあると思われます。壁式構造は面で建物を支える為、室内においてデコボコの発生を少なくすることが可能です。限られた敷地内で、空間の広がり方を重視した結果、今回は壁式構造を採用しました。

Type-1.1LDK

1LDKタイプの様子。居室内の天井はクロス貼りではなく、コンクリートをそのまま見せているのでスタイリッシュな雰囲気が漂います。ただ、冷たい・暗いといった印象にならないよう、一部の建具には木材を使用したり、壁面には白地クロスを使用したりと清潔感と温かみを感じるデザインとしております。

Balcony

商店街沿いで最も気になるのは人の「視線」です。今回は特にバルコニーには注意を払っており、下階のバルコニーでは、壁を少し高くして視線を遮るような造りにしました。しかしながら、せっかくの南向きの採光を取り入れないのは非常に勿体ないこと。そこで、階が上がるほど壁の高さを低く調整し、南からの採光と開放感を取り入れるようにしました。コンクリート壁が低くなる分、しっかりと柵も取り付けているので安全対策も行っています。

Type-2.Maisonette1

最上階のお部屋です。4階を玄関とし、室内階段で5階の居室へ上がります。居室は21.5帖となり、のびのびと自由に暮らせそうなほど開放的な空間が広がります。バルコニーの大きい窓からは明るい陽射しが差し込み、吹抜けとなっている為下階も優しく照らします。手摺には、シンプルなデザインのスチールレールが使用され、余計な要素を省いた美しさと高いインテリア性を実現しています。

Type-2.Maisonette2

Type-2.Maisonette3

Type-2.Maisonette4

Photo gallery

さらに物件を見る

お問い合わせフォーム

こちらより、物件の内見予約を受け 付けております。
以下の問い合わせフォームから 記入事項へご入力いただきお問い 合わせください。

予約申し込みをする