外観は白と黒のツートンカラーを採用。デザイナーが監修した当物件は「建売のように見えない高級感」を重視しており、全体的にシックな内装になるように意識しました。建物の裏側は約7メートルの公道に接しているため、道路が明るくなるようにスポットライトを設置したり、植栽も花が咲くものを選定しました。

当物件で最も特徴的なのが、こちらのLDKです。一般的な住戸より天井高を取っており、一番高いところで約2.7メートル。一番低いところで約2.6メートルとなっております。空間に動きを持たせるために段々となっており、それぞれの段にテープライトが貼られています。壁は深い色合いの紺色に、金色の真鍮バーが埋め込まれたオシャレな仕様。

室内には窓枠・巾木・ライティングレールを黒色にすることで全体的に引き締まった印象を見せます。小さい部屋でもゆとりを感じてもらえるように備え付けの収納には鏡付きのものを採用。収納は一般流通品のもので、お客様の使用方法によってカスタマイズも可能な品です。

トイレタンクの背後に、ライニングという棚のような出っ張りがございます。本来であればトイレの排水管を真下に通すところですが、階下の梁部分に接してしまうため、当たらない部分へわずかに逃がしてから排水管を落としています。そのため、このような出っ張りが生まれるのですが、雑貨やオシャレな消臭剤が置けるようにデザインとして活用しています。道路側の外観から、トイレの排水管が見えないような配慮も行いました。

洗面所には、クラシックで高級感があるダマスク柄のクロスを一部採用。丸い鏡に下がる電球色のライトは、まるでホテルの一室のよう。鏡に設置されているライトは電球色で、天井に設置されているライトは昼光色のものとなります。メイクをする際に色が混ざらないように、回路（スイッチ）を分けていますので、お好きな色で切り替え可能です。

通称インナーバルコニーとも称され、雨天時、曇天時でも安心して洗濯物が干せるスペースです。また、洗濯物に限らず、ちょっとした読書や植栽、リラックスができるスペースとしての活用も期待されます。